褐色脂肪細胞について【痩せる脂肪とは?】
今回は『痩せる脂肪』とも噂される
褐色細胞について詳しく解説します。
☆この記事でわかること☆
痩せる脂肪 褐色脂肪細胞について
白色細胞・褐色細胞の違い
痩せるメカニズム
※この記事はおおよそ3分ほどで読み切ることができます。
筋トレのSETの間にでもぜひご覧ください😁
痩せる脂肪 褐色脂肪細胞について
脂肪には褐色・白色の二種類がある
脂肪細胞は
褐色脂肪細胞と
白色脂肪細胞の二種類があります。
それぞれの特徴
主には
白色脂肪細胞は
蓄積型の脂肪細胞です。
まさにエネルギーの貯蔵庫。
脂肪を蓄える働きをしています。
褐色脂肪細胞は
代謝型の脂肪細胞です。
こちらは体温を上げるために
働いている脂肪で、
貯蔵している脂肪を使用して
熱産生をしています。
寒い冬が痩せやすいのは
そのため。
冷たい体を温めるために褐色脂肪細胞が
働くことで体温を調節しています。
ちなみに、熱を産生するのに必要な
UCP1という成分の量もまた、
夏には下がり、冬には増えることが
わかっています。
褐色脂肪細胞によって痩せるという証拠
熱産生を促すために必要なUCP1を発生させる、
いわばスイッチの役割を持つTRPV2を
持つマウスと持たないマウスに
高カロリーの食事をさせる
といった実験では、
8週間後の体重が
ありマウス→47.4g
ないマウス→57.4g
とTRPV2を持たないマウスが
持つマウスと比べて10.0g
太るといった結果に。
富永真琴教授は、
「今回の研究で、これまで謎であった褐色脂肪細胞の持つ
熱産生機能の生理学的メカニズムを解明することができました。
褐色脂肪細胞の活性化はエネルギー消費を促すことから、
メタボリックシンドロームの治療や、肥満改善のターゲットとして
今後ますます注目されると考えられます。
そして褐色脂肪細胞のTRPV2チャネルの活性を
コントロールすることで、メタボリックシンドロームを
始めとしたさまざまな生活習慣病の予防と治療につながると
期待されます。」
大学共同利用機関法人 自然科学研究協会
生理学研究所HPより文章引用
https://www.nips.ac.jp/release/2016/02/_trpv2.html
褐色脂肪細胞を活性化させてより痩せやすい体へ
健康な男女260人を対象とした実験では、
褐色脂肪細胞の数が多い人ほど
BMIの値が低いという研究結果が出ています。
また、食事の時に消費されるカロリーである
DIT(食事誘導性熱産生)の量も高いことが
わかっています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm/67/5/67_345/_pdf/-char/ja
ということはこの褐色脂肪細胞をどうにかして活性化
させてあげれば痩せるのではないか?
ということで活性化させる方法をまとめました。
①トウガラシなどのカプシノイドが含まれている食材を摂取する
探してたらこんなんありました。
②お茶に含まれる茶カテキン(慢性的なカテキンの摂取でもOK)
綾鷹おいしいよね。
しかもこれトクホ。
③プールなどでちょっと寒い思いをする 有酸素運動もできて一石二鳥
でけえ。
まとめ
褐色脂肪細胞が
体温を上げるために使われていること、
その時に貯蔵してある脂肪を燃焼させることで
カロリー消費に繋がって痩せること、
プールでトウガラシ食べながら綾鷹を
飲むのが効果的!良い子はぜひ試してね!
がお分かりいただけたと思います。
ということでご閲覧、ありがとうございました!