【ビタミン】ビタミンAについて解説
今回は通称『目のビタミン』と
呼ばれるビタミンAについて解説します。
ビタミンAは健康と美のためには
ためには欠かせない、
大事な栄養素。
この記事でしっかりと押さえて
いきましょう。
ビタミンAとは
ビタミンAは脂溶性ビタミンと呼ばれ、
その名の通り油に溶けやすい性質を持つ
ビタミンの一種です。
ビタミンAを摂取するとほとんどは
肝臓に蓄えられます。(約90%)
またその他は血液により
心臓・肺・腎臓などに運ばれます。
ビタミンAは大まかに二種類に分けられる
ビタミンAを構成する主な成分は二つに分けられ、
それぞれ特徴が異なります。
動物性の食品に多く含まれるレチノール
こちらは鳥・豚のレバーやうなぎなどに
多く含まれています。
植物性の食品に多く含まれるプロビタミンA
プロビタミンAとは、別名(ビタミンA前駆体)
といいます。50種類位あります。
プロビタミンAはすごく頭が良く、
摂取すると必要な分だけ
ビタミンAに変換してくれます。
その中でも特にMVPなのがにんじんなどに
多く含まれるβカロテン。
プロビタミンの中で一番ビタミンAへの変換率
が高いです。
特に緑黄色野菜と呼ばれる
にんじんやカボチャ、ほうれん草などに
多く含まれます。
ビタミンAを摂取するメリット
①目の保養に繋がる
ビタミンAは通称『目のビタミン』と称されます。
ビタミンAは網膜で光を感じる物質である
『ロドプシン』を作る働きがあり、
仮に不足すると、
暗いところが見えなくなる夜盲症を
引き起こしてしまいます。
これじゃあ夜にランニングできないです。
つまり夜ランニングも安全にしっかり
走りたいならビタミンAは必須です。
②美しいお肌を保つ
ビタミンAは生え変わるもの、すなわち髪や爪、
そしてお肌などの細胞を活性化させる働きがあります。
すべすべした美しいお肌、髪を保つためには
ビタミンAは必須です。
肌荒れが気になるそこのボーイズ&ガールズ。
ビタミンAは足りているかい?
③免疫力アップ
ビタミンAは鼻・のど・肺などの粘膜の
材料になります。
粘膜が保たれることによりウイルスが体内に入り込む
のを抑え、結果として風邪などを引きにくい体になります。
よく土用の丑の日近くになると
『夏バテにはうなぎ』とか良く見かけることもあると思いますが、
きっとこのことをうなぎさんサイドは主張したいんだと思います。
健康的にダイエットするならビタミンAは必須と言えます。
ビタミンA摂取量目安は?
ビタミンAの摂取目安は以下の通りです。
レチノール活性当量(retinol activity equivalents:RAE)という
単位であらわされています。
『日本人の食事摂取基準 2020 年版』を参考に資料作成
ちなみに平成30年の国民健康・栄養調査では、
男性では平均534μgRE/日
女性では平均505μgRE/日
を摂取したというデータがあります。
ビタミンAが少ないとどうなる?
・皮膚が乾燥してガサガサに
そこから感染症もかかりやすくなる
・暗い場所で目が見えづらくなる
・免疫力の低下により病気のリスクが上がる
・骨や神経系の発達を阻害してしまう
また、乳幼児の場合は角膜が
乾燥する角膜乾燥症から失明に
至ることもあります。
ビタミンAを過剰摂取するとどうなる?
成人が過剰摂取した場合、
吐き気・めまい・頭痛などの症状を引き起こします。
また、長期間過剰摂取することにより
中枢神経系 ・肝臓への悪影響が考えられます。
何事も摂りすぎは良くないね。
バイキングと一緒。
特にレバーの食べ過ぎやビタミンAが含まれる
サプリメントの含有量に注意しよう。
ビタミンAがよく含まれている食品
日本食品標準成分表2015年版(七訂)を参考に資料作成
ビタミンAを効率よく摂るオススメ調理法
脂溶性ビタミンといい、油に溶ける
性質を持っているので、基本的に
油を使った料理がオススメです。
例えば、きんぴらごぼう。
ビタミンAが含まれているにんじんと
調味料のごま油が相性抜群です。
ほうれん草の油炒めもいいですね。
また、鳥や豚などのレバーにも
多く含まれているので
焼肉するなら一緒にレバーもチョイスしよう。
まとめ
ビタミンAの凄さについて、レバー、うなぎの
凄さについてご理解いただけたかと思います。
しっかり摂って、健康的にこれからも
ダイエットや体づくりに励みましょう。
ご閲覧ありがとうございました。