【ビタミン】ビタミンB12について解説
今回は
『赤いビタミン』
ビタミンB12について解説します。
何やらちょっとかっこいい異名がついた
ビタミンですが体の働きにとって
大事な働きをしています。
この記事でしっかりと押さえて
いきましょう。
ビタミンB12とは
ビタミンB12は水溶性ビタミン
といい、
水に溶けやすい性質を持つ
ビタミンの一種です。
ビタミンB12は別名
『赤いビタミン』と呼ばれ、
その名の通り赤い色をしています。
基本的には腸内細菌がこのビタミンを
作り出してくれるのでそこまで摂取に関して
気にする必要がないビタミンでもあります。
ビタミンB12を摂取するメリット
①葉酸とともに赤血球を作り出す
共に協力し合い、血液を作るのに必要な
赤血球を作り出します。
赤血球は全身に酸素を運ぶ
トラックの運ちゃん。
物流がシッカリと動作するにはこの
運ちゃん役、ビタミンB12をしっかり
摂取している必要があります。
②中枢神経・末梢神経のコントロール
全身のコントロールをつかさどる
中枢神経。
全身に張り巡らされた
末梢神経。
これらを正しく動かす為に働いているのが
ビタミンB12です。
ビタミンB12の摂取量目安は?
ビタミンB12の摂取目安は以下の通りです。
『日本人の食事摂取基準 2020 年版』より一部抜粋
ちなみに、
人体はどうしても1/50しか吸収されない
点にも注目する必要があります。
例:500μグラム→約10μグラム
ビタミンB12が少ないとどうなる?
・貧血が起こりやすくなる
神経系に関わるため、不足すると
・肩こりしやすくなる
・体の痺れを引き起こす
・不眠の原因に
ビタミンB12を過剰摂取するとどうなる?
今のところ過剰摂取による健康被害は
出ていないとされています。
小腸での吸収機構において、胃から分泌される内因子によって
吸収量が調節されている通常の食品を摂取している者で、
過剰摂取による健康障害が発現したという報告は見当たらない。
また、サプリメント等による摂取においても、
特殊な吸収機構を有し 、体内への吸収量が厳 密に
調節されているため、健康障害の報告はない。
『日本人の食事摂取基準 2020 年版』より引用
ビタミンB12がよく含まれている食品
見てお分かりのとおり、植物性の食品には
保温度含まれておりません。
お肉などの動物性の食品から摂取しましょう。
日本食品標準成分表2015年版(七訂)を参考に資料作成
ビタミンB12を効率よく摂るオススメ調理法
ビタミンB12は水溶性。他の水溶性ビタミンと一緒で、
油炒めなどのように煮汁を逃さないようにしてあげると
いいですね。
明日の献立にあさりの味噌汁なんかどうでしょう。
焼肉の時はレバーも忘れずに。
ビタミンB12だけでなく、
その他のビタミン群・ミネラルも
補給することができます。
まとめ
ビタミンB12健康な生活を送るため
には欠かせない栄養素ということが
お分かりいただけたかと思います。
この記事を通して
あなたもきっと
あさりの酒蒸しを
食べたくなったはず!
ということで
ご閲覧ありがとうございました。